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アートな日曜日

日曜日
お昼頃に家をでて有楽町へ。まずはinz2階のインド料理屋アショーカでランチ。
実はまだ行ったことのなかったマロニエゲートを上から下まで一周。

上層階のレストランはおいしそうなところがそろっています。時節柄うなぎのお店が超人気でした。
中層階を占める核テナント(?)の東急ハンズも銀座にあるとおしゃれですね。いろいろ衝動買いしてしまいました。
ファッションではヒステリックグラマーとかオゾンロックスとか、なんでこのビルになきゃいけないのかしらと思ったり。ローズバッドも明治通りの路面店とは違ってゴージャスな感じ。

相当歩きつかれたので西武6階の林家でパフェなど食べて休憩。
続いて松坂屋の向こうのニコンフォトサロンで浅田政志展「浅田家」を鑑賞。
家族四人でのコスプレ写真は、撮影にいたる家族のストーリーに思いをはせることになって、記念写真のもつ意味について考えさせられました。
浅田本人かお兄さんか、両腕にすごい刺青ですけど、これが生む違和感というか異化機能みたいなものが、大量に並べられたときに効果をあげている気がしました。


暑い中ぶらぶらと歩いて汐留へ。
松下電工の汐留ミュージアムにて「アール・ブリュット/交差する魂」展。

美術教育も受けず、独立して衝動のままに創作している人たちの絵画や陶芸の展覧会ですが、最終日のためか大勢のお客さんが来ていました。
とはいうものの、最終日だからというよりも、やはり展示されている作品がすばらしいので、見たいという人がいっぱいいたということだと見終わった今は思います。

感動、という言葉では表せない心をわしづかみにされ揺さぶられるような感覚を味わいました。
特にカルロという人の黒い人影や鳥が繰り返し描かれる絵を見た時には、どう反応したらよいのかわからず、心臓がばくばくして涙がこみ上げてきました。
その他の作品も世間の評価や体裁などとは無縁に自らの内面をひたすら表現する姿勢がダイレクトに伝わってきて、感情が高ぶり涙が止まらず苦しいくらいで、見逃さずにすんで本当によかったです。


さらに歩いて18時からは朝日新聞の浜離宮朝日ホールにて小谷美紗子のピアノソロコンサート。
2列目だったのですが、ピアノにかくれて顔の上半分と足しか見えないポジション。
でもはじめて聞く彼女のなま歌には感動。
心の奥底のはなうたと彼女は言っていましたが、すごいはなうたですね。
トリオのライブもぜひ見たいと思いました。

大江戸線で帰ってきて、晩御飯に練馬の「Laむめい狼」に行ったら会社の若い子が夫婦できているのにばったり。
だんなさんとはじめて挨拶。地元のお店で会社の人に会うなんてこともあるんだね。
締めにまたカレー食べる。このお店、おいしいんだけど、日本酒と焼酎の品揃えが貧弱なのは残念。

濃い一日でした…。
by secretsheep | 2008-07-21 08:10 | 週末


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